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2024.09.05

活動報告

参院海外派遣団 〜マレーシア所見レポート

参院海外派遣団 〜マレーシア所見レポート

マラッカ海峡という、我が国にとって重要なシーレーン。マレーシアの発展を形作った、”ルックイースト(東方政策)は40年超え、2026年にODAは70周年、協力隊派遣開始から60周年を迎え、技術協力、有償資金協力は世界随一。それらを踏まえ、

モハメド・アラミン外務副大臣
ウォン・チェン下院国際関係貿易特別委員長ほか要人とも面会。今後の協力を確認。
MJIIT(マレーシア日本国際工科院)や、筑波大学マレーシア分校の開校は目玉施策であり、今後はさらにマレーシアを拠点にした第三国研修や三角協力を展開したい。

今や日系企業2万人1600社、日本食レストラン1900店が出店、牛肉/酒等輸出が好調で、我が国にとってLNGは第二の輸入高。

日マレーシア経済は今後、半導体、自動車、物流、デジタル分野に加え、水素やアンモニア、脱炭素技術の連携強化を求められる。

また、イスラム圏への第三国支援や治水対策は日本の強みも活かせる。

JICAのノウハウを、マレーシア版”MAICA”へ展開し、「信頼で世界をつなぐ」取り組みを共に進めたい。

我々が見る視察先での政策的課題の所見では、
①経済成長の裏側で進めるべきテーマ(福祉増進、社会保障制度、障害者福祉、環境、廃棄物処理)
②投資額だけではない共有理念の構築(ポストマハティール、政治的安定)
③イスラム圏との結節点/第三国支援(日馬の協力ビジョン)
④新幹線など大型プロジェクトの国内検討会議(長期大型投資を官民オールジャパンで組成する必要性)

※本視察団の公式派遣報告は、後日書面及び委員会質疑応答にて、参院HPより公開いたします。